(1)補助金って何?

1.補助金とは

補助金は、国・都道府県・市町村などが、会社・個人事業主の経営を支援する仕組みです。ただし、支援といっても、単にお金がもらえる仕組みではありません。

事業者は、まずは計画を立て、認定を受けた後で、設備投資などの支出を、いったん自ら負担します。計画が終わったら、支出を報告します。それが審査されて、キャッシュバックされて戻ってきます。

これが、補助金の基本的な流れです。

2.助成金・給付金とは異なる

似ているけれども、異なる仕組みに、「助成金」「給付金」といったものがあります。

「助成金」は、プロの間では、「厚生労働省」が支給する、「雇用」のための補助制度です。似たような存在ではありますが、仕組みは大きく異なります。

「給付金」は、コロナ禍に多数募集がありました。当時、営業自粛などの補填のために、簡単な手続きで現金を給付しました。

いずれも、私たちがご案内している「補助金」とは異なります。

3.申請すれば、必ずもらえるわけじゃない

補助金は、申請すれば、必ずもらえるわけではありません。計画を立て、それが採択されなければ、補助対象になりません。

  • 小規模事業者持続化補助金 約65%
  • ものづくり補助金 35%
  • 中小企業省力化投資補助金 65%
  • 中小企業新事業進出補助金 35%
  • 東京都 創業助成 15~20%

このように、採択率に大きな差があります。採択率が高い補助金の方が、狙いやすいですね。

4.初めてでも手軽な「持続化補助金」

初めての方でも、よく申請している補助金が、「小規模事業者持続化補助金」です。

この補助金は、採択率65%程度とハードルが低いです。さらに、その他の補助金よりも、申請書類などが簡易化されています。主婦・サラリーマンの、副業的な内容でも申請可能で、初めてでも狙いやすい補助金です。

5.地域の補助も要チェック

合わせて検討して頂きたいのが、自分の地域の補助です。特に、「創業系」の補助金は、使いやすいものも少なくありません。

東京都の場合は、「東京都 創業助成事業」の採択率が15~20%と使いづらいです。ただし、「東京23区」などでも、それぞれ個別に補助を実施しています。

地域によって、補助の内容が異なります。高い採択率で募集している場合もあります。ぜひ、都道府県・市区町村の補助を確認してみて頂きたいです。