はじめに
- 補助金計画書への生成AIの活用 -
- 2026年4月、ChatGPTが大幅にアップデートされました。実際に作業してみた結果、以下のような改善がございました。
- 競合調査は、膨大な公開情報から、短時間に競合の特徴や強み・弱みを整理し、差別化ポイントなどを抽出・比較できるようになりました。
- 構成検討は、元々、項目立て及び審査基準との比較などがしやすかったです。この点では、大きな変化はありません。
- 文章作成は、一般論・抽象論が中心で、まだまだ不十分でした。自社の強みや強調したいポイントなどを、人の手で上手に付け加えていく必要があります。
- 画像作成は、2026年4月の更新で、ChatGPTの日本語対応力が大きく上がりました。そのため、ビフォーアフターといった、分かりやすいイメージ・図解等が、短時間で作成できるようになりました。今後、全国的に、事業計画書のレベルが格段に上がると見られます。
- 効果試算は、まだ、人間が組み立てをしっかり考える必要があります。ただし、集客・売上などの粗々の試算が早くなるため、作業水準は大きく高まると考えられます。
補助金計画書
作り方の違い
小規模事業者持続化補助金
- 創業型 -
- 採択率38.0%(2026年3月17日発表分)
3,220件申請→1,226件採択 - WORDで、A4・8枚で作成します。
- 審査基準を確認しながら、画像・表・文章を上手に組み合わせて説明する必要があります。
小規模事業者持続化補助金
- 一般型 -
- 採択率48.1%(2026年3月17日発表分)
17,318件申請→8,330件採択 - 電子申請画面に、文字・画像を貼っていきます。各項目の上限文字数は1万文字と記載があり、かなり多くの情報をアップロードできます。
- 電子申請画面が、画像のコピペに対応しました。そのため、まずはWORDで文章・画像などを組み立て、それをコピペする方法が便利です。
中小企業
省力化投資補助金
- 採択率 69.3%(2026年3月6日採択発表)
2,100件申請→1,456件採択 - 計画書の枚数上限は指定されていません。弊社のお客様は、A4・8~10枚ぐらいで採択されています。
- 本補助金では、様式3の「省力化指数」が最も大切な審査基準です。その補足説明として、「2-1.省力化設備導入による業務プロセスや配置のビフォーアフター」も、丁寧に作成する必要があります。
ものづくり補助金
- 採択率37.5%(2026年4月30日採択発表)
1,552件申請→582件採択 - 計画内容は、主に1000字以内で、各項目を作文します。改行・記号などを上手に使いながら、見やすい・分かりやすい・読みやすい作文を心がけます。
- 補足資料がA4・5枚まで作成できます。文章だけで説明しづらい、革新性の要点やBefore/Afterなどは、ここでイメージ画像などでアピールします。
中小企業
新事業進出補助金
- 採択率35.4%(2026年3月31日採択発表)
2,350件申請→832件採択 - 計画内容は、各項目400字以内など、字数制限の中で作成していきます。項目数が非常に多く、作成はかなり大変です。
- 内容の重なる項目が多数あります。ただし、アピールの目的が異なるため、どの項目に何を書くか、作り始める前に、しっかり検討しておく必要があります。
- 各項目、補足資料が添付できます。文字だけでアピールできない内容は、漏れなく補足資料を作る必要があり、この用意も大変です。
東京都
各種補助金
- 採択率10~20%が標準。
- 計画内容は、EXCELで作成するものが中心です。
- 作成例では文章部分を紹介していますが、セルを上手に分割するなどして、上手に表・画像を差し込む必要があります。
- 「枠に収まらない場合は広げてください」と書かれているなど、上限は特に設定されていないのが通常です。ただし、たくさん書けば良いというものでもないので、情報をしっかり整理して、必要十分にアピールします。