新事業進出|計画書の注意点

1.審査基準・採択事例などを確認する

本補助金の審査基準は、多岐に渡ります。
 
  • 補助対象事業としての適格性
  • 新規事業の新市場性・高付加価値性
  • 新規事業の有望度
  • 事業の実現可能性
  • 公的補助の必要性
  • 政策面 他
 
なお、これらの項目は全部、計画書内で記載します。
 
そのため、これらの内容が網羅される項目立てとなっているので、「審査基準をくまなく読んで、計画書を作らなければいけない」という感じではありません
 
ただし、自社の新規事業が本当に補助対象になるのかどうかは、「新事業進出指針の手引き」や「採択事例」などを見て判断するしかありません。

2.事業計画テンプレートと記入例及び記入ポイントを確認する

新事業.jpg
 
「応募申請される方」というページで、「事業計画テンプレート」「事業計画テンプレートの記入例及び記入ポイント」を、ダウンロードできるようになっています。非常に親切な補助金です。
 
ただし、この「記入例」は、実はそんなにクオリティが高くありません。私が一番気になったのはここです。

⑥事業実施場所 (300字以内)
補助事業の主たる実施場所は○○県の○○工場で、既存事業で使用している工場の一部を区切り、新規事業専用に使用します。最新の○○設備と○○システムを備え、要求基準の厳しい○○部品の安定製造が可能です。新製品に対応するため、○○工作機械や○○装置を新規導入し、製造プロセスの自動化とトレーサビリティを強化。さらに工程内検査を高度化し、歩留まりを改善します。工場内には専任の○○管理部門を設置して、リアルタイム品質監視を実施し、不良発生の最小化を目指します。既存製品と異なる材質・検査方式に適合し、新市場の要求水準に対応します。

「事業実施場所」については、最初の2文ぐらい。あとは「事業で取り組みたいこと」が書かれています。
 
こんな感じの、あまり役に立たない記入例が時々あります。そのため、自社の新規事業にとって、本当に必要な情報は何なのか。それをしっかり考えながら、作成していく必要があります。